相談前
夫が同僚女性と不倫をしていることが発覚したというご相談を受けました。 ご相談者様はご主人と離婚したくないと強く希望されておりました。 そのため、夫が二度と相手女性と会わないようにすることが第一の希望で、 夫と二度と連絡を取らないことや、会社を退職することを約束してもらいたいとのことでした。
相談後
慰謝料請求の交渉の中で、相手女性には、連絡を取らないことや、不貞行為に類いする行為をしないことを約束させ、それに反した場合の違約金も合意しました。 また、ご相談者様はご主人が不倫したことが他の方に知られてしまうことを気にされていたため、第三者への口外禁止も誓約してもらいました。 さらに、会社の退職は通常強制できないものですが、粘り強い交渉の結果、一定期間の転職活動期間を設けた上で、会社を退職してもらうことの合意も実現しました。 なお、上記合意を取り付けた他、慰謝料についても相場より高い金額を一括で獲得することに成功しました。
弁護士からのコメント
不貞行為(浮気・不倫)に対しては、法的に慰謝料を請求することが可能です。 ただし、当事者間で慰謝料を請求すると、脅迫をされたとか、名誉毀損やプライバシー侵害をされたなどと後々主張されてしまうこともあるため、請求方法には注意が必要です。 慰謝料を請求する際は弁護士に相談する方が後々のトラブルを防止することができます。 また、今後連絡を取らないことや、会社の退職等は法的に強制できるものではありません。 そのため、交渉に長けた弁護士に依頼し、任意に合意を取り付けることが必要となってきます。
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