慰謝料を約1000万円減額
3年以上不倫をし、不倫相手との間に子供ができてしまい、1100万円もの慰謝料請求訴訟を起こされた事案。 訴訟の中で、既に相手の夫婦関係が円満でなかったことを主張・立証し、最終的に約1000万円慰謝料を減額することに成功した。
相談前
交際期間3年以上で同棲をし、子供もできたという女性から相談を受けました。 女性は、不倫相手から夫婦仲が悪いと聞いており、もうすぐ離婚するから大丈夫だろうと思って交際していたところ、不倫相手の妻から、1100万円の慰謝料と遅延損害金を請求する訴訟を提起されてしまったという事案でした。
相談後
同棲していることや、子供の存在は明らかであり、肉体関係があったことは否定できない事案でした。 また、交際期間が長いことや、子供が生まれたことは慰謝料額が増額する要素です。 しかし、あらゆる証拠をかき集め、適切な尋問で有利な証言を引き出し、不貞行為が開始された時点で、既に夫婦関係が円満でなかったことを証明することに成功しました。 その結果、1100万円の請求に対し、110万円という大きく減額された判決となりました(90%減額)。
弁護士からのコメント
慰謝料について交渉をする気がない相手の場合、すぐに訴訟をして高額な請求をしてくることもあります。 そのような場合も慌てずに、まずは弁護士に相談してください。 現状を整理し、まずは何をすべきかアドバイスさせていただきます。
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