交渉で解決か,裁判をするか 判断の基準は? |横浜の弁護士による不倫・慰謝料請求相談なら

不倫の慰謝料請求相談

初回相談1時間無料

045-594-7500

24時間Web予約
受付中

交渉で解決か,裁判をするか 判断の基準は?

1.交渉?それとも裁判?

不倫慰謝料請求をする際,話し合いで解決するか,裁判にするか選択を迫られる場合があります。例えば,300万円の慰謝料請求をしたのに対し,相手が100万円しか払わない,それ以上求めるなら裁判にしてくれと言ってきたような場合です。相手の提示した金額を受け入れるべきなのかどうなのか,選択の基準を本記事では説明したいと思います。

 

2.交渉と裁判の違いとは

交渉とは当事者双方が話し合いを行い,最終的にお互いが納得した条件で合意をすることを目的とします。これに対し,裁判では,裁判官がお互いが提出した証拠関係から認定した事実をもとに,一方的な判決を下し,当事者はこの判断に従わなければならなくなります。このように,裁判では当事者が納得しなくても,裁判所の判断を仰ぐことができるという特徴があります。

 

3.裁判をするしかないケース

まず,そもそもとして裁判をせざるを得ないケースというものもあります。それは,相手が一切交渉に応じない場合です。例えば何度連絡を送っても一向に返事をせずに無視をし続ける場合,また,不倫の事実を一切認めようとせずお金は支払わないと一点張りのケースなどです。

こうした場合,交渉での解決は困難と言わざるを得ず,訴訟をせざるを得ません。ただし,訴訟では相手が事実を否定してくる事が考えられます。そのため,裁判を起こすためには証拠の存在が不可欠です。何も証拠がないのに,あいつは浮気をしているはずだという考えだけで訴訟を起こしても,勝訴することはできません。そのため,まずは十分な証拠があるのか,弁護士等に確認をしたほうが良いでしょう。

 

4.選択が難しいケース

これに対し,相手が交渉に応じて条件を出してきているものの,その条件がこちらの希望するものに届いていないような場合も多くあります。最初の例で書いたように300万円の請求に対し,相手が100万円の支払いを提示しているようなケースです。

こうしたケースでは,裁判になった場合のリスクや見通しを十分に考えなければなりません。まず第1に裁判にうつった場合,弁護士費用が追加でいくらかかるのかを確認する必要があると思います。また,裁判になれば,交渉よりも時間がかかります。内容によっては1年を超える可能性があるため,自分がそこまで長期間にわたり相手と争い続けたいのかを考える必要があります。そのほか,裁判になった場合にどの程度の慰謝料が認められるのか,慰謝料が認められた場合相手は払えるのかという点も大事なポイントとなります。

特に回収可能性という問題は見過ごされがちですが,非常に重要な問題です。裁判で慰謝料が認められたとしても,相手が払えるとは限りません。そうした場合,相手の財産を差し押さえる必要がありますが,相手に財産がないと回収しようがありません。相手の働く会社や預貯金,住宅などの情報を知っているか,回収できそうな財産はあるかという点も踏まえて交渉と裁判を選択する可能性があります。

 

5.選択に迷ったら

以上のように裁判をするかどうかは,証拠の有無,裁判となった場合の慰謝料の見通し,裁判にかかる期間,回収可能性などの様々な事情を考慮する必要があります。このように,上記判断は様々な事情を総合考慮した上で決めるものであり,弁護士によって意見が分かれることもあるほど難しいものです。

横浜シティ法律事務所では,過去に取り扱った不倫慰謝料請求に関する豊富な知識・経験から,あなたにとって最善のアドバイスをしております。判断に迷った際には,まず一度ご相談ください。

 

その他のコラム

慰謝料を分割で払うことはできるか?

1.慰謝料は一括でなければダメ? 不倫の事実が発覚してしまい慰謝料を支払うこととなった場合,人によってはまとまったお金を一括で用意できないこともあるでしょう。特に不倫の慰謝料は高いケースで300万円を超えることもあり,これだけのお金を一度に支払うことができない人も多いと思います。 このような場合,費用を分割で払うことはできるのか,またその場合,どの程度の分割に応じてもらえるのでしょうか。 2.慰謝料は原則として一括で支払...

詳細を見る

不倫慰謝料請求の訴訟の流れについて

1 はじめに 夫(妻)の不倫が発覚した場合に、慰謝料請求をしたいと考えるかたは少なくないでしょう。もっとも、慰謝料の請求に相手が応じない場合や金額で折り合いがつかない場合、強制的に慰謝料を支払わせるために、訴訟をする必要があります。 逆に不倫の慰謝料請求をされたが、慰謝料を用意できない場合やそもそも不倫の事実を否定している場合、相手から訴訟を起こされる可能性があります。 多くの方にとって訴訟は馴染みがなく、費用や時間はど...

詳細を見る

既婚者だと知らなかった場合、不倫慰謝料請求を拒否できるか

1 はじめに 身体の関係を持ったときに相手が独身だと思いこんでおり、関係を持った後に実は既婚者であることを打ち明けられたり、慰謝料の請求を受けて初めて相手が既婚者であることを知ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 本コラムでは、「既婚者であることを知らなかった」という主張によって慰謝料請求を拒否できるのかについて以下解説をしていきます。   2 損害賠償請求の根拠とは 不貞をされた夫婦の片方...

詳細を見る

夫婦仲が悪い・離婚を考えていると聞いて不倫、慰謝料は発生する?

1.はじめに 不倫相手が既婚者であることを知りつつも,「もう離婚を考えている」などという話を信じて不倫してしまう方も少なくありません。 相手家族にはもう夫婦としての関係性がないと信じて不倫をした場合,それでも慰謝料を払わなければならないのでしょうか?   2.婚姻関係破綻後の不倫については慰謝料が発生しない なぜ不倫をした場合に慰謝料の支払い義務が生じるかを簡単にというと,夫婦には夫婦生活の平和の維持を...

詳細を見る

不倫したら親権は取れない?

1 はじめに 結論から言うと,不倫が原因で離婚になったとしても,親権が取れなくなるわけではありません。 ただし,一定の場合には不利な事情になることもあります。 今回のコラムでは,不倫と親権の関係について,不倫問題や離婚問題に詳しい横浜シティ法律事務所の弁護士が解説いたします。 2 親権とは まず親権とは何かということを最初にお話しします。 ※親権の内容について既にご存知の方は,この項を読み飛ばしていただいて構い...

詳細を見る

慰謝料請求の無料相談のご予約はこちら

60分無料相談実施中!